2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

封印された「奴隷」――または『My姉』感想

もしかするとこれは、わかつきひかるの最高傑作なのではないだろうか。 わかつきひかるといえば、調教。わかつき作品に慣れ親しんだ者にとって、これは地上に空気があるのと同じくらい当然の事実である。美少女文庫だけでも20冊近くを数えるわかつき作品だが…

もしFFのゴブリンパンチが普通の魔法と同じようにパワーアップしたら

ゴブリンパンチ→ゴブリンパンチラ

リニューアルします

タイトルだけ。あとなんとなくブログモードにしてみたりとか。 なんか唐突にお空から電波が降ってきたのですよ。「時代はパンチよりパンツだ」と。人を殴るときはぐーで殴るよりパンツで包み込むように殴ればお互い幸せになれるよね、ということだった気がし…

「ライトノベル」という言葉は角川スニーカーも使っている

あと、「ライトノベル」という言葉を出版社自らが用いたケースとして、電撃、MF、ガガガあたりが挙げられているようですが、つい数ヶ月前まで、角川スニーカーも「ライトノベル」という言葉を積極的に使っていました。 今春刊行のスニーカー文庫(恐らく3月…

ライトノベル定義論に見せかけた自分語り

http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20071004/1191560263 上記エントリでは、ライトノベルの定義論争に際して、「自分たちが意識していないことにラベルが貼られていく」――自分たちは「ライトノベル」を作っているつもりはないのに、読者の側でライトノベルに…

いくつかの補足と、誤解への返答

これまでの流れのまとめ。 変てこなライトノベル - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜(起点となったエントリ) 2007-09-27 - うさ道(上記エントリへの反応) 『図書館戦争』という手法に見るライトノベル定義論 - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜(上記エントリ…

変わる定義

前回、前々回のエントリの補足。 私は前々回、「手段」としてのライトノベルという、『ライトノベル「超」入門』における定義を拡張して、小説の内容とともにパッケージング等を工夫し、ある一定の層に受け容れられることを目的として変化してきたのがライト…