主要な少年向けライトノベルレーベルのまとめ(一般向け)

 解説はともかく、気になるのは例として挙げられている作品群。押さえるべきところは押さえられてますが、どうしてもコアユーザーというか、「ライトノベルサイト寄り」だなあ、という印象です。もっと一般的な、売上などを重視して考えたリストはもっと別のものになるんじゃないかと。

 というわけで、今の時点で各レーベルを俯瞰したときの作品の位置づけってこんな感じじゃないの、というのを自分なりにまとめてみました。

はじめに

  • 2006年9月現在のものです。
  • 基本的には「巻を重ねている=売れている=レーベルを支えている」という考え方で書いてます。
  • 一般向けなのでメディアミックスした作品はポイント高いです。
  • すでに完結している作品は除外しました。
  • 古参かどうかはシリーズ開始からの年数+今の勢いで判断してます。
  • 新人はある程度冊数が出て、今後レーベルを支えていきそうな作品を挙げています。具体的には売れている雰囲気や、レーベルからのプッシュが見られる作品が該当します。なので、必然的にデビューして日が浅い作品は入ってません。
  • 作家は作品としては挙げられていないが、作品数が出ていたりしてレーベルで重要な位置を占めている作家がいれば特に名前を挙げています。

富士見ファンタジア文庫

富士見ミステリー文庫

角川スニーカー文庫

ファミ通文庫

集英社スーパーダッシュ文庫

MF文庫J


 こんな感じでしょうか。

 新規レーベルはどれもまだ刊行点数が少なく目に見えて差がついているわけではないのでパス。気になる作品・面白かった作品は結構あるんですけどね。『串刺しヘルパーさされさん』とか『メイド刑事』とか『青い花の伝説』とか『花守』とか。ZIGZAGノベルスは「スコーピオン」シリーズが結構頑張ってる印象。Zはそもそも隔月刊行・点数も少ないという消極性が気になります。

 最終的にはもちろん上のリストも個人的な印象で決めている部分が多々あるので、こんなんどうよ、という意見は絶賛募集中です。「なんでこれが入ってるor入ってないんじゃー」というツッコミがあればこんなふうに考えて入れたor外したよ、というのを一応お答えできるかと。


 追記:準中堅、微妙だなあ。削るかなぁ。

 追記2:平和さんからのトラックバックで『まじしゃんず・あかでみぃ』入れないとなぁ、と思いつつ忘れてたのに気づいた。追加追加。