『このライトノベルがすごい！ 2007』発売中です

このライトノベルがすごい!2007

　今年で３回目になる宝島社『このライトノベルがすごい！』、昨日ぐらいから今年度版が店頭に並んでいるようです。見かけたかたはぜひ手に取っていただけると幸いです。

　前回の日記にも書きましたが、今年度版では半分中の人として制作に関わりました。「宇佐見尚也」名義でライターとして参加しているほか、名前が出てない部分でもあれこれと手伝ったりしてます。いろいろな方の感想を読むと、コメントが採用されてるかどうかを気にされている方も多いようですが、そのページも結構な量担当している自分としてはいろいろと複雑な思いだったり（笑）。

　半分中の人として読んでくださった（とりわけネット上の、ライトノベルというものに対してある程度高い意識を持って接している）方々に願うことがあるとすれば、とりあえず、ランキング結果に一喜一憂するだけで終わって欲しくないかなと。とりわけ回転数の早いライトノベルのこと、時期ややり方が少しでも変わっていれば、ランキング結果はまた違ったものになっていたでしょう。ランキングは絶対的なものではなく、あくまでひとつの参考である、ということです。「このミス」などと違って「このラノ」はあくまで「ガイド本」なので、ヘビーユーザーもライトユーザーも、次に読む本を決める指針として有効に使ってもらえればと（名台詞とかコラムとか、いろいろな形で作品を紹介してるのもそのためですね）。さすがに紹介されている257作をすべて読んでいる人は皆無だと思いますので（笑）。