ライトノベルのタイトルロゴに使われているフォント(2010年7月/角川スニーカー文庫、HJ文庫)

 というわけで、いよいよ2か月目に突入です。今月もスタートはスニーカー文庫から。

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)

だから欧文は苦手だとあれほど(ry 頑張って調べた結果、メインの和文部分がゴシックMB101モリサワ)、同じくメインの欧文部分がHelvetica Neue、背景の「S」がITC Cheltenham、「BLUE(RED)」がDidotだという結論に。

「おやすみ」がリュウミン、「魔獣少女」がゴシックMB101。共にモリサワの有名なフォントです。

またもやゴシックMB101モリサワ)。大人気ですな。

ブレイドライン3 アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)

ブレイドライン3 アーシア剣聖記 (角川スニーカー文庫)

ブレイドライン」の部分は、2つの「イ」の払いの角度が違ったりするところから、オリジナルと言っていいのではないかと思います。「アーシア剣聖記」はゴシックMB101モリサワ)……ってまたか!

平成明朝体。このフォントも結構人気ですね。


 昨月はフリーフォントを使った作品があったりとバラエティに富んでいましたが、今月はかなりオーソドックスな印象。来月はどんな傾向が見られるんでしょうか。

 さて続いてはHJ文庫です。

すてっち! (HJ文庫)

すてっち! (HJ文庫)

こまごまといじってはいるものの、ベースはモリサワタイプラボNのようです。

ハガネノツルギ Close Encounter with the Ragnarek (HJ文庫)

ハガネノツルギ Close Encounter with the Ragnarek (HJ文庫)

本日5度目の登場、ゴシックMB101モリサワ)。

おれと天使の世界創生(ユグドラシル)2 (HJ文庫)

おれと天使の世界創生(ユグドラシル)2 (HJ文庫)

「おれ」が先ほども登場したタイプラボN、「と/の」が平成角ゴシック体、残る漢字部分が極太丸ゴシック体(ダイナコムウェア)と思われます。

無刃のイェーガー2 -気づかぬ少女と戸惑う少年- (HJ文庫)

無刃のイェーガー2 -気づかぬ少女と戸惑う少年- (HJ文庫)

見出ミンMA31モリサワ)。モリサワ明朝体ですが、なにげに当企画では初の登場ですね。

スクランブル・ウィザード7 (HJ文庫)

スクランブル・ウィザード7 (HJ文庫)

フリーフォントCommercial Break(Gray Graphics)です。


 スニーカー文庫と合わせて、モリサワのメジャーさを改めて実感する結果でした。次回は10日の電撃文庫です。