ハードカバーは文庫よりもコストパフォーマンスが高い

 自分の場合ですが、ハードカバーやソフトカバー、要は1000円以上する本は、文庫より確実にコストパフォーマンスが高いです。理由は簡単で、買った本を積むことがしばしばあるからです。*1

 こんなとき、文庫だと単価が安いため、割と簡単にまあいいか、となってしまいがちです。しかし1000円以上する本の場合、値段が値段だけにおいそれと積むわけにはいかない、という観念が働き、読む優先順位が高くなります。結果として積むことがなくなり、買っては積む文庫よりもコストパフォーマンスが高くなるわけです。

 特に私などは昔から主に買う本が文庫だったので、そもそもハードカバーを買うときの心構えからして、明らかに文庫を買うときよりも特別な気持ちで買っています。文庫をまとめて10冊以上買うようなこともざらなのに、それでもハードカバーを買うときは、身が引き締まるような思いがあります。

 結果として読むときにも熱が入るので、おおむねいつもより充実した読書体験ができます。1冊でも多くの本を読むために、次から次へと読んでいくのも悪くはないのですが、たまにはじっくりと腰を落ち着けて行うのも、個人的には結構好きだったりします。


 以下今年読んだ主なハード&ソフトカバーを一言感想つきで。

フィッシュストーリー

フィッシュストーリー

  • 「ポテチ」がずば抜けて良い。


独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル

  • 思ってたよりグロくなかった。


夜市

夜市

  • ライトノベルを読んでるとちょっとした仕掛けでは驚かなくなるなあ。


ハル、ハル、ハル

ハル、ハル、ハル

  • この人の本はひと通り読んでみたい。


鹿男あをによし

鹿男あをによし

  • 剣道少女萌え。萌え?


インシテミル

インシテミル

  • うーむ。


神様の悪魔か少年 (Style‐F)

神様の悪魔か少年 (Style‐F)

  • まだ途中。


 ……講談社BOX? そんなものもあったなあ(遠い目)

*1:特に今年はこれのせいで積読率が異常に高くなってしまってます。